犬と暮らし始めたら、いざという時に犬の安全を確保するために少しずつコマンドを教えていきたいですね。
ビビりなワンコでも、私たち人間に慣れてきたらコマンドの練習ができますよ!
はるたんの場合は、まず「おすわり」から練習をスタートしました。
わが家で習得させたいコマンド
私たちはいろいろな芸が出来るコマンドよりも、はるたんの安全を確保するコマンドをまずは習得して欲しいと考えています。
最重要コマンド
- 待て
- おいで
- おすわり
もし犬が飛び出してしまい、あわや脱走…!?
というシチュエーションを想定すると「待て」で動きを止めて、「おいで」でこちらに戻って来てくれたら理想的ですよね。
「待て」と「おいで」は長期間かかっても根気強く教えたい必須コマンドだと思っています。
とは言え、いきなり「待て」や「おいで」の練習をするのは難しいと思ったので、コマンドを習得する練習として手始めに「おすわり」を教えることにしました
『おすわり』の練習方法
一般的に「おすわり」の練習方法としては、以下の3ステップがオーソドックスだと思います。
- ワンコの好きなおやつを手に持つ
- ワンコの目線の上におやつを移動させながら、繰り返し「おすわり」と言う
- 「おすわり」が出来たら、すかさずおやつをあげながら褒めちぎる
「おすわり」の動作を覚えるまでは、ワンコのお尻の辺りをトントンと軽く押して腰を落とさせるのもありです。
元保護犬の『おすわり』の練習はいつから始める?
ワンコと信頼関係が出来てきたらOK
元保護犬の場合、人間に対する恐怖心や不信感を持っていることがあるので、まずはワンコと飼い主の信頼関係を築くことが重要だと思います。
最初は人間に対する恐怖心を持っていたとしても、愛情を持って接しているうちに、だんだん飼い主のことを信頼してくれるようになります。
「私たちは怖くないよ」「あなたを傷つけないよ」「あなたのことが大好きだよ」ということをワンコが分かってくれたら、コマンドの練習に入れると思いました。
コマンドどころではない時
コマンドの練習を始めた頃
はるたんの場合は、わが家にお迎えしてから1ヶ月くらい経った頃に、(眠い時だけ)お腹を触らせてくれるようになりました。
少しずつ心許してくれているのが伝わってきたので、そろそろコマンド練習しても大丈夫そうだな、と思いました。
ワンコのご褒美が分かってきたらOK
また、個人的には『ワンコにとって嬉しいこと』が分からないとコマンドの練習は難しいと感じました。
一般的には、コマンドを教える時は『最大限に褒める』のがポイントです。
ワンコがコマンドに応える行動を取った時にいっぱい褒めて、「コレをしたら良いことがある」とワンコに覚えてもらうのです。
よくある褒め方としては、ワンコの体をわしゃわしゃ撫でながら「すごいね〜、良い子だね〜!天才!」と褒めちぎると思います。
が、
人間に体を触れられたくないワンコの場合、残念ながらそんなことをしたら逆効果です。。
『ワンコにとって嬉しいこと』でないと意味がないので、何が好きなのかが分かってからコマンドの練習を始めると良いと思います。
はるたんの場合は、基本的に「食に興味ない系ワンコ」なのですが、ちゅ〜ると自家製ジャーキー はいつでも食べたい美味しさのようでご褒美おやつとして頼りにしています。
元保護犬の『おすわり』の習得期間は?
わが家では、子どもの頃に実家で犬を飼っていた経験のある私が「おすわり」指導担当になりました。
毎日1〜2回、ちゅ〜る or 自家製ジャーキー を片手にはるたんに「おすわり」を教えます。
はるたん、おすわり
お す わ り
「おすわり」だよ
お・す・わ・り
はるたん。
おすわり。
はるたんが理解するまではずーっとこの調子で教えていたので、隣で聞いていた夫が「おすわりノイローゼ」になりかけていました(笑)
はるたんにとっては、『コマンドを言われる → 何かする → ご褒美がもらえて褒められる』という一連の流れが初めての経験だったようで初めは苦戦しました。
1週間くらいで「なんとなくこういうこと?」ということが分かり始め、2週間経つ頃には「はいはい、コレね。」と完全に理解していたと思います。
はるたん『おすわり』できたね!
それでは、最後に「おすわり」を習得したはるたんをご覧ください!
はるたんを家族に迎えて1ヶ月半くらいの動画です。
(※動画は音が出ます)
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