犬を迎えるにあたって、室内を犬と暮らす上で安全な環境に整えるためにわが家ではペットゲートを設置しました。
はるたんを保護してくれた団体(ピースワンコジャパン)でもペットゲートの設置を推奨しています。
ペットゲートを設置する目的
ゲートを設置する目的は以下2つです。
- 家の中の危険な場所に入れないようにするため
- 脱走防止
危険な場所に入れないように
まず、室内の危険な場所に入れないようにするためですが、わが家の場合はキッチンが該当します。
やはりキッチンには刃物もありますし、コンロで火も使うので入らないようにしたいですね。
逆に言うと、ゲートの内側のはるたん居住エリア(リビング・ダイニング)は安全に過ごせるように工夫をしました。
脱走防止
次に、脱走防止についてですが、はるたんの出身団体(ピースワンコジャパン)からも、犬を迎える前の説明で何度も気をつけるように注意喚起を受けました。
家の中でパニックになるほど怖いことに出くわしてしまったら、、もう犬自身もどこに向かっているのか分からないまま飛び出してダッシュで走って行ってしまう危険があります。
犬のパワーはすごいので、網戸くらいなら破って行きますし、室内のガラス戸を割ってしまった…という例もSNSで見かけました。
また、そのパニックになるほど怖いもの、というのが雷や地震などの天変地異や気象によるものだったら、もう飼い主の努力で回避したり予知することは出来ません。
そのため、もしパニックになったとして、逃げようとした時にどの経路を使うかを予測して、そこに防波堤のようにゲートを設置することで外に出てしまう確率を下げることが重要になります。
ペットゲートを設置する場所
家の中のどこにゲートを置くのか、というのは間取りによると思います。
わが家の場合は、1箇所設置すればキッチンにも入れないし、玄関に繋がる廊下にも出られないポイントがあったので、そこに取り付ける事にしました。
はるたん居住エリアの間取り図
ただ、はるたんの身体能力的にはゲートを飛び越えることも可能なので、外出時はゲートを閉めた上で、リビングドアも閉めてから家を出るようにしています。
ゲートの設置場所について、考え方はそれぞれ違うと思うので、犬を迎える前に家族で相談して検討すると良いのかなと思います。
ペットゲートの選び方
ゲートを選ぶ際は下記ポイントを確認しながら調べました。
- ① 高さ
- ② バーの幅
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はるたんは中型犬なので問題ないですが、小型犬や猫の場合は、バーの隙間からスルッと出ることもあります。犬のサイズによっては隙間が何cmあるのか確認する必要があります。
- ③ 開けっ放しに出来るか
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90度以上開けると、ストッパーが掛かって開けっ放しにできるタイプの商品があります。一時的に開けっ放しにしたいタイミングは結構あるので、この機能が付いている物が便利だと思いました。
(わが家の場合は、ゲートの外側にリビングドアがあるので、ドアを閉めている時はゲートを開けていても脱走の危険性がないため。)
- ④ 自動的に閉まるか
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毎回手を添えてロックしないといけないタイプと、開ける途中で手を離しても自動でロックされるタイプがあるので、自分の希望に合ったゲートを選ぶと良いと思います。
- ⑤ 足がかりになる作りになっていないか
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下画像のようなゲートだと途中に足がかりになる箇所があり、よじ登ることが出来るので要注意です。
ベビーゲートで代用可能?
ちなみに、今までずっと「ペットゲート」と書いてきましたが、実は我が家で使っているのは正しくは「ベビーゲート」です。
赤ちゃんに対しても入って欲しくないエリアの前にゲートを置く、というニーズがあり、ペットゲートよりも選択肢が豊富なので選び易いと思いました。
いろいろと調べていると商品によっては「閉まる時にガシャンっと金属音がしてうるさい」といった口コミもあったので、実際にアカチャンホンポで実物の動きを確認して下画像のゲートを購入することにしました。
結局どこで買った?
ベビーゲートなら赤ちゃんが産まれて用意したものの、1〜2年で必要なくなった家庭があるんじゃないかな?
思ったら、やはり、メルカリにたくさん出品されていました!
我が家は2年前に新品購入したご家庭から、定価の半額程度で譲っていただきました。
状態も良く、いいお買い物ができました!
番外編:はるたんがゲート突破!?
高さ90cmのゲートを設置しましたが、はるたんは3日で飛び越えてしまいました。。
詳しくは、「はるたん観察日記」の3・4日目に原因(推測)と対策も含めて書いていますのでぜひご覧ください。
【追記】
はるたんがゲートを突破したのは後にも先にもこの1回だけですが、はるたんの身体能力であればゲートを越えられる、ということが分かったので引き続き気を付けています。